皆さんは年越し、年明けキャンプたのしんでいますか?
私は年末年始のキャンプはちょっとお休みしまして、30、31日を使ってしっぽり温泉宿に泊まって参りました。
こんにちは!たろです!(@taro_camp)
コロナがちょっと怖かったので、今回は県内のちょっといいお宿を利用。
観光目的の宿泊では無く、お宿そのものを楽しむ旅行って初めてでしたが、これがまぁ贅沢でして。こういう年末の過ごし方もなかなか良いものですね!
そこで今回は、この年末にお世話になった温泉宿を少しご紹介させて頂きます。
県外の方はもちろん、県内の方もとても素敵な温泉宿でしたので、コロナが落ち着いてきましたら是非利用してみて下さい☺️
お宿のご紹介
今回お世話になった温泉宿は、埼玉県秩父市にある「秩父温泉 ゆの宿 和どう」です。
秩父にはキャンプ場が沢山あるので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
こちらの温泉は歴史が古く
和銅鉱泉は武田信玄公が和銅金山を開始した当時より開業したと称する古き歴史を有しております。
昔この鉱泉を近郷の人々が目薬や切傷に使用し特効したと伝えられており、当和銅鉱泉が“薬師の湯”と呼ばれるようになりました。
引用元:公式HP
との事です。
武田信玄ゆかりの地なんですね。
到着してすぐに温かいおしぼりとウェルカムドリンクを頂いて一休み。
和同開珎のコースター
う〜ん!とても気が利いてますね!ありがとうございます!
因みに温泉と鉱泉の違いをご存知ですか?
温泉も鉱泉もミネラルなどが豊富で、同じような成分が含まれているのですが、実は湯の温度で呼び方が異なります。
湧水温度が25℃以上のものを温泉、25℃未満のものを鉱泉と呼んでいます。また、鉱泉は水蒸気やその他のガスを含まないというのも大きな違い。なので別府の記事の時にご紹介したような「砂蒸し」などは、鉱泉には無いと言うことですね。
今回利用した和どうは鉱泉です。もともと湧き出ている温度が低いため加温して入浴しますが、成分に変化は無いそうです。
入口にある和同開珎。色々調べていると
慶雲五年、西暦七〇八年、武蔵国秩父郡(現在の埼玉県秩父市黒谷)から自然銅が発見され、これを喜んだ朝廷は年号を「和銅」と改元し、日本最初の流通貨幣【和同開珎】を、発行しました。
とありました。ここのお宿は和同開珎のマークが色々な所で見られますが、こういった由来があったのですね!
詳細情報
- 住所:〒368-0001埼玉県秩父市黒谷813
- TEL:0494-23-3611
- 客室数:38室
- 収容人数:180名様
- 備品:テレビ、エアコン、ドライヤー、金庫、冷蔵庫
- アメニティ:浴衣、帯、足袋、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、くし、髭剃り、シャワーキャップ、綿棒
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:10:00(露天風呂付客室は11:00)
浴場にシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔料、化粧水や乳液も揃っていましたので、もしそれらを忘れてしまっても大丈夫です。
ただ、シャンプーが少し軋みやすいものだったので、気になる方は愛用の物を持参された方がいいと思います。
お部屋の種類
お部屋の種類は通常の和室と、和モダンの2種類あります。
画像:公式HP
こちらが通常客室。私達も今回こちらを利用させて頂きました。
画像:公式HP
こちらが和モダンの客室。ベッドタイプのお部屋で2015年3月リニューアルされたそうです。
実際に泊まった客室です。
お部屋は広々としており、日当たりも良好。外を覗くと横瀬川が穏やかに流れているのを一望できます。
お風呂の種類
お風呂は内湯と外湯の2つがあり、また夜の11時〜12時の間に男女の入れ替えが行われますので2種類の浴場を楽しむ事が出来ます。
岩風呂「岩鏡」
画像:公式HP
秩父で採掘される蛇紋石を使って出来たお風呂。この秩父蛇紋石、実は国会議事堂の床にも使われているそうです。緑がかった青色の石でとても綺麗な模様をしています。
檜風呂「檜扇」
画像:公式HP
古代檜を使用したお風呂。檜の良い香りがして心身ともに癒されます。
内湯も露天風呂も結構広いので、他のお客さんを気にせず、ゆっくりと入浴できるのが嬉しいポイント。
あと有料で予約制ではありますが、貸切風呂や貸切岩盤浴もありますので、家族や恋人とゆっくりプライベートな時間を過ごす事も出来ますよ。
泉質・効能
泉質が肌に優しいので、デリケート肌の方や赤ちゃんでも安心して入れるそうです。
温度も熱過ぎずぬる過ぎずでとても入りやすかったですよ。露天風呂の方が少しだけ湯温が高い感じがしましたが、その分夜風が心地よく感じられてとても癒されました。
とてつもない冷え性の私ですが、お風呂上がりもしばらくポカポカしていて、身体の芯まで温まりました。
お食事
夕飯は部屋食、朝食は広間での食事でした。
因みに専属のお部屋係の方が付いて下さるので、お部屋までの案内、サービス等の説明、食事の配膳等は全てお部屋係の方がして下さいます。久しぶりにこのような旅館に泊まりましたが「お・も・て・な・し」って感じでとても良いですね(笑)
お部屋で頂いた夕食です。
どれもこれも美味しかったのですが、私のお気に入りは食前酒として出されたゆずのワインと
りんごソースで頂いた牛肉。どちらもおかわり頂きたいくらい気に入りました(笑)
野菜やお米などは埼玉県で採れたものを使用しているとの事でした。それと海無し県埼玉の筈ですが海鮮もめちゃくちゃ美味しかったです(笑)
あと最近食が細くなってきたから美味しいものを少しずつ食べたいという方、普通の量だと物足りないから追加したいという方の為のプランもちゃんと用意されていますので是非参考にしてみて下さい。
どの旅行サイトでも高評価のお宿
ここまで色々書いてきましたが、色んな旅行予約サイトを見ますと
と、どこのサイトでも高評価を得ている素晴らしい温泉旅館です。
それもその筈。私たちが感じただけでも
- おもてなし感が凄い(旅館着いてすぐ迎えの方が出てきて下さり、駐車場まで車の移動もしてくれます)
- ウェルカムドリンクまで出してくれる
- お付のお部屋係の方の手厚いサービス
- お風呂は天然鉱泉でほぼ24時間入れる
- 広くて綺麗な客室
- 食事が美味しい
と、これだけ良い思いをさせて頂いたのですから高評価も納得ですね。
普段私が旅行に行く時は、観光がメインで泊まる所は出来るだけ値段を抑えておきたい…というスタンスなのですが、コロナ禍ということもあり、今回は旅館から一歩も出歩かないつもりで予約したので、このようにサービスが行き届いた所を選んだのは大正解でした。
お酒好きにはオススメしたい「イチローズモルト」
私は専ら下戸なので度数の高いウイスキーなんて絶対飲めないのですが、秩父にはとっっても有名なウイスキー「イチローズモルト」が存在します。このイチローズモルト、日本国内だけでなく世界中のウイスキー愛好家に飲まれているウイスキーです。
画像:Yahooショッピング
お店でもいつも売り切れで、地元の方でもなかなか手に入れられないお酒なのですが、ここの旅館で飲む事が出来るんです!
夕飯と一緒に飲んだ相方があまりの美味しさにため息こぼしてました。
- 2006年 ウイスキー専門誌『ウイスキーマガジン』ジャパニーズモルト特集
- 2007年~2013年 『ワールドウイスキーアワード』
- 2012年 ウイスキー専門誌『ウイスキーアドボケート』
- 2017年 ワールドウイスキーアワード
- 2018年 ワールドウイスキーアワード
- 2019年 ワールドウイスキーアワード
- 2020年 ワールドウイスキーアワード
ウイスキーが好きな方は是非、秩父を訪れた際に飲んでみて欲しい、世界を代表するウイスキーです。
終わりに
気がついたらもう年の瀬ですね。今年一年はコロナで始まりコロナで終わるという大変な年でしたが、感染予防をしっかりと実施しながら時々こうやってリフレッシュする事も大切だな〜としみじみ感じました。
あまり過敏になり過ぎず、でも出来ることはしっかり実施しながら上手く過ごして行けたら良いですよね。
いつもこのブログに足を運んで下さる皆様、今年一年本当にありがとうございました。
来年も変わらず仲良くして下さると嬉しいです☺️
それでは皆様良いお年を!
来年も皆様にとって素敵な一年になりますように!