こんにちは!たろです!(@taro_camp)
前回に引き続き、今回も大分県別府市の別府八湯について紹介させて頂きます!
画像:大分市
残り4つでしたが、みなさん…読み方わかりましたか??
答え合わせも含めて是非ご覧になって行ってくださいね☺️
前回のおさらい
前回は「浜脇温泉」「亀川温泉」「鉄輪温泉」「観海寺温泉」についてお話させて頂きました。
読み方、覚えていますか?☺️
「はまわき」、「かめがわ」、「かんなわ」、「かんかいじ」温泉です!
前回の記事を書いた後すぐぐらいに、朝のニュース番組で「亀川温泉」の「別府海浜砂湯」が取り上げられていたみたいです!
この砂湯、温泉が素晴らしいのは勿論なんですが、砂かけ一筋20年の「砂かけマイスター」なる有名人がおりますので、是非会いに行ってみてください☺️
別府八湯(残りの4つ)
さて。今回は前回紹介出来なかった残りの4つ、「別府温泉」「堀田温泉」「明礬温泉」「柴石温泉」を紹介していきたいと思います!
別府温泉
これはもう皆さん読めますよね!「べっぷ」温泉です!
別府温泉はJR別府駅周辺に位置する温泉街なので、他の温泉地に比べると交通の便が良いです。
それでいて種類豊富な泉質の温泉がたくさん湧いており、それぞれ効能も違うので温泉巡りにはもってこいですよ!
またWikipediaには
温泉街は別府八湯の中では最も歓楽的な要素が強く、夜になれば飲食店や別府タワーなど繁華街のネオンが煌く。
引用元:Wikipedia
との紹介文がありました。
確かに一番街の中心地にある温泉街なので、観光ついでに温泉巡りも出来ちゃいますよ!
竹瓦温泉
別府温泉に来たのなら、ここは是非とも行って頂きたい!
別府駅から徒歩5分の好立地!
見てくださいよ!
建物からも伝わる、趣のあるこの感じ!
こちらの温泉も「トリップアドバイザー「旅好きが選ぶ!日帰り温泉&スパ2019」トップ20」にランクインしたみたいです!
この竹瓦温泉、明治12年に創られた歴史ある温泉なんですよ。
(現在の建物は昭和13年に建てられたものだそうです。)
名前の由来ですが
当初建築されたものは竹屋根葺きの浴場でその後改築されたものが瓦葺きであったため、竹瓦温泉の名称がついたと伝えられています。
引用元:別府市
との事です。
今はとっても立派で豪華な屋根の建物なので、最初見た時は「旅館か何かかな?」と思うくらいでした。
入ってすぐのロビーはとても高い天井と、趣のある内装で、ちょっと昔にタイムスリップした感覚が味わえます。
実際のお風呂ですが、鍵付きのロッカーなどは無く、浴槽から見える所に簡易的な荷物置きがありました。(コインロッカーはロビーにあります。)
ここで脱衣して階段を降り、入浴します。
画像:MATCHA
画像:極楽地獄別府
湯船はひとつ。
洗面器や椅子はありますが、タオルやシャンプーなどは無いので持参しましょう。
一昨年伺った時は、地元の方より観光客で賑わっている感じでした。
やっぱり立地が便利だからですかね?☺️
- 住所:〒874-0944 別府市元町16番23号
- 電話番号:0977-23-1585
- 営業時間:普通浴 6:30~22:30 / 砂湯 8:00~22:30(最終受付21:30)
- 休館日:普通浴 12月の第3水曜日 / 砂湯 第3水曜日(祝日の場合は翌日)
- 種別:源泉かけ流し
- 料金:普通浴 110円 / 砂湯 1,050円
- 泉質(普通浴):男湯 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム−塩化物・炭酸水素塩泉(塩化物泉)/ 女湯 ナトリウム−炭酸水素塩泉(炭酸水素塩泉)
- 泉質(砂湯):ナトリウム・カルシウム・マグネシウム−塩化物・炭酸水素塩泉(塩化物泉)
- HP:https://www.city.beppu.oita.jp/sisetu/shieionsen/detail4.html
駅前高等温泉
ここは本当に駅前にあるので通る度に見かけてはいたのですが、実際は入った事は無いんですよね。
でもこの外観、レトロな感じで可愛いですよね!
画像:極楽地獄別府
お湯の泉質は2種類あり、硫黄泉の高等湯と、単純温泉の並湯に分かれています。
駅から徒歩2分の立地なので、観光ついでにもピッタリの温泉ですね!
あとここ、実は素泊まりも出来ます!
値段もかなりリーズナブルで駅前なので観光の拠点にも便利な温泉です。
- 住所:〒874-0935 大分県別府市駅前町13-14
- 電話番号:0977-21-0541
- 営業時間:並湯 6:45~22:45 / 高等湯 24時間
- 休館日:年2回、大掃除の時(4月/11月)
- 種別:源泉かけ流し
- 料金:並湯 100円 / 高等湯 300円
- 宿泊料金:個室 2,500円 / 大広間 1,500円
- 泉質:並湯 弱アルカリ単純泉 / 高等湯 中性単純泉
- HP:http://www.gokuraku-jigoku-beppu.com/entries/ekimae-kotoonsen
堀田温泉
次に紹介しますのは「ほりた」温泉。
実は私、こちらの温泉にはまだ1回も訪れた事が無いので、次回の里帰りの際は是非伺ってみたいと思います。
因みにWikipediaによると
堀田(ほりた)温泉は、観海寺温泉のさらに奥、由布院温泉へ向かう九州横断道路(やまなみハイウェイ)沿いにある源泉地帯で、江戸時代に開かれた静かな山の湯治場である。
引用元:Wikipedia
というのを見る限り、山の方にある温泉地のようです。
由布院でお馴染みのお隣の由布市は、峠を超えた先にありますから。
別府は海と山がとても近い街で、電車に乗っていても「左を見れば海、右を見れば山」と言うくらい。
別府温泉や亀川温泉は海沿いにある温泉地ですが、観海寺温泉やこちらの堀田温泉は山側に位置する温泉地になります。
こちらの堀田温泉。
別府の温泉には珍しく、露天風呂に入れるそうです。
画像:たびらい
庭園風の露天風呂、最高ですね〜!
画像:たびらい
内湯も結構広そうですね!
今度はちょっと山側にも足を伸ばしてみようと思います!
- 住所:〒874-0831 別府市堀田2組
- 電話番号:0977-24-9418
- 営業時間:6:30~22:30
- 休館日:第1水曜日(祝日の場合は翌日)
- 種別:引湯かけ流し
- 料金:大人220円 / 子供110円
- 泉質:単純泉
- HP:https://www.city.beppu.oita.jp/sisetu/shieionsen/detail16.html
明礬温泉
さぁ!読めましたか??☺️
答えは「みょうばん」温泉です!
明礬温泉は先程の堀田温泉同様、山側に位置する温泉地で、別府八湯の中では一番標高の高い位置にあります。
他の温泉地に行った時はそれ程感じなかったのですが、明礬温泉は近づくにつれ、どんどんと硫黄の匂いが濃くなっていく印象です。
硫黄泉が多いんでしょうかね?
また、別府では珍しい「泥湯」にも入れるスポットとなりますのでお肌つるつるを目指したい方は必見ですよ☺️
別府温泉保養ランド
画像:ぐるたび
ここが明礬温泉でも有名な泥湯に入れる温泉です。
画像:別府温泉保養ランド
見てください。ほんとに泥でしょう?
こちらの泥は酸性の成分なので、皮膚が洗浄され、古い角質を取り除いてくれる効果があります。
顔に塗るのも勿論OKですよ!
最初に入った時の、足がニュルニュルっと泥に沈んでいく感覚が何とも言えない感じで面白かったのを覚えています。
温度はちょっとぬるめかな〜と思っていたのですが、公式サイトによると
泥湯は全般に、水からの沸し湯に比べ5倍の熱保有度を持ちます。
地下鉱泥湯は、それよりさらに熱保有度が高く、成分が濃厚で浸透が早いので長湯は禁物です。
湯あたりしないように10~15分位で他のお風呂に移動するよう注意を促しています。引用元:別府温泉保養ランド
との事でした。
危ない危ない。のぼせなくて良かった(笑)
こちらの露天の泥湯は男女混浴となっていますが、入口はそれぞれ別になっており、湯の中も柵で仕切られています。
泥湯も白濁した泥なので、浸かりながら移動すれば体が見えてしまう事はありません。
露天風呂の泥湯の他に、コロイド湯と泥湯の内湯もあります。
内湯の泥湯の方が、露天の泥湯より酸性度も高く刺激が強い為、顔パックや乳幼児から小学生の入浴は禁止されています。
因みにコロイド湯は硫黄泉で、青く白濁した湯の色をしており、皮膚疾患などに効果があると記されています。
- 住所:〒874-0843 大分県別府市明礬紺屋地獄
- 電話番号:0977-66-2221
- 営業時間:9:00~20:00(最終受付19:00)
- 休館日:第1水曜日(祝日の場合は翌日)
- 種別:源泉かけ流し
- 料金:大人1,100円 / 小学生600円 / 5歳児以下350円(乳幼児から小学生の方々迄、地下鉱泥湯の入浴は禁止)
- 泉質:酸性明緑礬泉・硫黄泉
- HP:http://hoyoland.webcrow.jp
明礬 湯の里
今まで紹介した温泉は市営の温泉が多く、地元の方にも愛される共同風呂だったのに対し、こちらの施設はいわゆる「温泉テーマパーク」と言ったら良いでしょうか。
温泉は勿論、売店やレストラン、喫茶店、地酒のお店の他に、「湯の花」の製造工程が見学できる「湯の花小屋」もこの施設内にあります。
画像:明礬湯の里
「湯の花」とは、温泉の不溶性成分が析出・沈殿したものの事を指すのですが、ここ明礬温泉では、江戸時代から変わらぬ製法で湯の花を作っている湯の花小屋が色んな所に点在しており、2006年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
湯の花を利用した天然入浴剤やオリジナルコスメは売店で購入する事ができるので、是非お土産におひとつどうぞ。
画像:明礬湯の里
温泉蒸しプリン、最高に美味しいのでオススメです☺️
- 住所:〒874-0843 大分県別府市明礬6組
- 電話番号:0977-66-8166
- 営業時間:10:00~21:00(受付20:00まで)
- 休館日:年中無休
- 種別:源泉かけ流し
- 料金:大人1,100円 / 小学生600円 / 5歳児以下350円(乳幼児から小学生の方々迄、地下鉱泥湯の入浴は禁止)
- 泉質:硫黄泉
- HP:http://yuno-hana.jp/shisetu_shoukai/index.html
柴石温泉
こちらの温泉は「しばせき」温泉と読みます。
鎌倉時代から湯治客が訪れた歴史ある温泉で、傷治しの湯としても知られている歴史ある温泉です。
895年に醍醐天皇が、1044年に後冷泉天皇が病気療養のためご湯治されたと伝えられています。
引用元:別府市
療養効果の高い温泉地として国民保養温泉地、国民保健温泉地として指定されており近くには明礬温泉へとつながる森林遊歩道があります。
引用元:別府市
亀川温泉から少し山を登った先、静かな自然の中に柴石温泉はあります。
別府駅からだと車で20分位でしょうか。
画像:極楽地獄別府
画像:極楽地獄別府
「あつ湯」と「ぬる湯」の2種類の温泉と露天風呂、温泉の熱を利用した蒸し湯を、リーズナブルな値段で楽しむ事ができます。
- 住所:〒874-0016 別府市野田4組
- 電話番号:0977-67-4100
- 営業時間:普通浴 7:00~20:00 / 家族湯9:00~20:00 (最終受付19:00)
- 休館日:第2水曜日(祝日の場合は翌日)
- 種別:源泉かけ流し
- 料金:大人220円 / 子供110円 / 家族湯1,650円(1時間4人まで)
- 泉質:単純泉
- HP:https://www.city.beppu.oita.jp/sisetu/shieionsen/detail13.html
おわりに
大分県別府市出身の私としては、ほんの少しでも別府の魅力をお伝えできればと思ったのですがいかがでしたでしょうか。
少しは別府の温泉に興味を持って頂けたでしょうか。
魅力的で個性的な温泉はまだまだ沢山あります。
温泉紹介サイトには
別府には約2300の源泉があり、その中の約140湯の共同温泉やホテル旅館の温泉が、この温泉道に参加しており、その中の88湯をめぐり「スパポート」と呼ばれるスタンプ帳にスタンプを集めることで、「別府八湯温泉道名人」の称号を与えられます。
引用元:極楽地獄別府
と書かれていました。
いや〜まだまだ私の知らない温泉が数多く存在するようですね。
「スパポート」ですって。何これ私も欲しい。
もし九州に遊びに行く機会があったら、是非おんせん県おおいたにも寄って行ってください。
勿論大分県の魅力は温泉だけじゃ無いので、また別の機会にでも紹介させて頂きたいと思っています。
この記事を読んで、少しでも別府市が好きになってくれたら幸いです☺️