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現役医療従事者が本気出して考えてみた!【救急セットの中身をご紹介】

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こんばんは!たろです!(@taro_camp)

 

皆さん突然ですがキャンプに行く際、救急セットは持って行っていますか?

 

私は先日職場の同僚の看護師さんに相談し、「取り敢えずこれがあれば応急処置は出来るだろう」と思われるアイテムを取り揃えて、ようやく救急セットを作成しました。

 

現役医療従事者2人が色んな場面を想定して考えてみた中身になりますので、もし良かったら参考にしてみて下さいね☺️

 

 

キャンプ中に想定される怪我を考える

キャンプをしていて「こんな怪我はいつかしそうだ」というものが、誰でも1つや2つ浮かんできませんか?

 

あなたが今想像した怪我を応急処置する為に、救急セットが必要になります。

 

私が選んだアイテムはこちら。

 

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既に用意出来たもの(写真に無いものもあります)

 

これから用意したいもの

  • 瞬間冷却剤
  • ポイズンリムーバー

 

救急セットの中身は「絶対に誰しもこれが必要」という訳では無く、小さなお子さん連れのファミリーキャンパーとソロキャンパーでは、必要な物も異なってくるでしょう。

 

それを踏まえて、これからあげるアイテムを参考に、自分に必要なアイテムをチョイスしてみて下さい。

 

擦り傷、切り傷対策

想定出来る怪我の中で、起こりうる頻度が高そうな擦り傷、切り傷の処置グッズを紹介します。

 

絆創膏・ハイドロコロイド絆創膏

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1番メジャーでお手軽な救急アイテムですよね。取り敢えず色んなサイズの物がまとめて入っている物をダイソーで見つけたので購入しました。傷口を汚れやバイ菌から守る為にいつも持ち歩いています。

でも本当にオススメしたいのは右の「ハイドロコロイド絆創膏」の方。1番有名なものだと「キズパワーパッド」ですかね。

 

私実は「キズパワーパッド信者」でして(笑)

と言うのも、学生時代に手のひらを火傷してしまい、水膨れも破け、痛くて痛くてどうしようもなかった時にキズパワーパッドを貼ってみたところ、結構直ぐに痛みが消えたのです。

痛みもすぐに引くし防水だし、湿潤療法により傷口がとても綺麗に治るのでハイドロコロイド絆創膏は本当にオススメ。

 

防水パッド

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使う用途としては絆創膏などと同じで、傷口を保護する為のアイテムです。絆創膏では覆えない広範囲の怪我の為に用意してみました。この歳で転んで膝を擦りむいたりはしたく無いですが、アウトドアでは何があるか分かりませんからね!

 

オキシドール

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オキシドールは傷口の消毒に用います。傷口に触れると発泡し、異物を排出する効果が期待できるので、看護師さんは犬に噛まれた傷口などに用いると教えてくれました。

殺菌作用は強くなく、持続性もありませんが、その分副作用もほとんどありませんので安心して使用する事が出来ます。

 

ただ、医療従事者はあまり消毒薬を使いません。軽い切り傷や擦り傷なら流水で良く洗い、再び汚れないようにハイドロコロイド絆創膏などを貼っておけば十分です。凄く汚れた所で転んだり、錆びたもので指を切ったりした時に使用する為に一応常備しています。

 

滅菌ガーゼ

患部を消毒する際に消毒液を含ませて使ったり、吸水性があるので出血が多めの傷口に当てて止血する時に使います。あとは細く切って指に巻く方法で止血する事も出来ます。

自分の勤めている病院で貰ったものが家にあったので一応安心材料の為に入れていますが、そこまで優先順位は高くないかな~とは思っています。

 

打ち身、捻挫、筋肉痛対策

実際にやった体験談ですが、ペグ打ちに失敗して左手の甲を思い切りハンマーで叩いた事があります(笑)

すぐに冷やさなかったせいか、腫れが引くまで1週間はかかりました…。皆さんはそんな事のないよう、痛めた箇所はすぐ冷やして下さいね…。

 

冷湿布

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打ち身、捻挫、筋肉痛と何でもござれ。薬局に売っている冷湿布を常備しておけば取り敢えず痛めた患部を冷やしておく事が出来るので、持っていて損は無いかと思います。

で、今回買ったこの湿布、実は普通サイズの湿布の半分の大きさなのです!こんなサイズの湿布があるの知らなかったのですが、携帯に便利なので即買いしてきました!

 

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ダイソーのコンテナに入っちゃうんだからありがたい☺️

 

 色んなメーカーからハーフサイズって出てたんですね。知らなかった・・・。

 

くっつく伸縮包帯

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捻挫や骨折の恐れがある際に添え木を固定したり、裂傷が深い時の止血に使えるので常備しています。もし包帯を準備する場合は包帯止めの要らない、こちらのようなくっつくタイプの物をオススメします。

テーピングでも良いのですが、テーピングって結構粘着力が強いので、皮膚が弱い方は注意が必要です。私は結構直ぐにかぶれます。

 

 

瞬間冷却剤

捻挫や打ち身などの急性期(怪我をしてすぐ)はとにかく炎症を抑えるために冷やす事が大切です。

叩いたり衝撃を与えると冷たくなる瞬間冷却剤を持っておくとこの様なトラブルの際に役立ちます。また火傷の手当や熱中症の手当にも使えるのでひとつ持っていると何かと便利なアイテムですよ。

 

 

虫刺され、発疹対策

夏場にはフィールドにも沢山の虫が発生します。もし刺されたりした時の対処グッズをいくつかご紹介致します。

 

ステロイド入りの塗り薬

キャンプ場で蚊やアブに刺されたら、早いうちに痒みと腫れを抑えるのが大切です。

そこでオススメなのが「ステロイド入りの塗り薬」。しっかりした効き目で痒みや腫れを鎮めてくれます。

 

 

 

一番有名どころは「ムヒ」ですかね。もし解らなければ薬局で相談すれば選んでくれますよ!

 

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これは病院で処方されるステロイドです。発赤や痒みに素早く効果を示します。私がキャンプに行った時、お腹を何かに沢山刺された際に受診して処方してもらいました(笑)

化膿止めも入っているので膿んでしまった傷口にも使えます。

 

もし薬局で同じような成分の物を選ぶならこちらかな。

 

 

 

ただしステロイドは広範囲の傷や、小さい傷でも長期的に使用するものでは無いので、2、3日経っても良くならない場合は必ず受診してくださいね。

 

ポイズンリムーバー

まだ購入してないのですが「念の為持っておこうかな」と考えているアイテム。多分これだけで完全に毒を取りきるというのは無理だと思っているので、色々レビューを見てみて購入を考えてみようかな、と。

実際に使ってみた方で「いいよこれ!」というアドバイスがあれば頂けると嬉しいです!

 

処置する際に使用するもの

仲間の誰かが怪我をして、それを手当してあげるとなった時にあると便利な物がこちら。

 

ビニール手袋・アルコール消毒綿

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出血している傷口に直に触れるのは衛生的に宜しくありませんので、ビニール手袋をいくつか準備しておくと安心です。

また、手指消毒や使用したピンセットなどの器具の消毒などにアルコール消毒綿があると便利です。刺激が強過ぎるので傷口の消毒には使用しません。あくまで健康な肌の消毒に用いる為の物である事を忘れずに。

 

ピンセット

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ピンセット(毛抜き)はトゲが刺さった時のトゲ抜きとして入れておきました。以前薪を扱った際に、見事に薪のささくれ立っていた所が刺さりまして(笑)

軍手をしていたので油断していましたが、軍手の上からでも刺さるんですね(笑)

 

ハサミ

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湿布や包帯を切ったりするのに使います。100円ショップに行けば携帯に便利なコンパクトサイズで、ケースまでついている物がたくさん置いてありますよ!

 

爪切り

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爪が割れてしまった時や、ささくれが引っかかってしまった時など、爪切りを持っていると結構役に立つ場面があるんですよね。これまた100円ショップでコンパクトサイズの物が売っていますので、いざという時の為に持ち歩いておくと安心ですよ。

 

その他あると役立つもの

ワセリン

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ワセリンは本当に万能ですよ。

乾燥した部位どこでも塗って大丈夫!顔でも唇でも手足でもどこにでも使えます。

あとこれ、傷の手当にも使えるんですよ!ちょっとした切り傷や擦り傷ならワセリンを薄く塗って、その上からラップを巻いておけば綺麗に治せます。キズパワーパッドと同じ原理の湿潤療法です。

 

 

 

常備薬

私は敢えて救急セットの中に常備薬は入れてないのですが、その理由が常に持ち歩いているバッグにいつも入っているからなんですよね。

私実は胃弱体質なので、胃薬は常に持ち歩いているんです(笑)

あとは頭痛持ちなので解熱鎮痛剤と、乗り物酔いしやすいので酔い止めと…

 

と、このように私は常に持ち歩いているのでわざわざ救急セットに入れてはいないのですが、普段特に常備薬などがない方でも万が一の時の為に、解熱鎮痛剤くらいは持っておくと安心かなと思います。

 

保険証

万が一の時に近くの病院にすぐさま受診できるよう、キャンプの時のみならず、遠方へ旅行に行かれる際には是非保険証を携帯しておきましょう。

 

絶対に無理はしない事

一番大切な事は「無理をしない事」です。

ここにご紹介したものは応急処置として使用出来る物ですので、怪我をして手当をしたけれど痛みが引かない、強くなると言った場合には、絶対に無理をせず、すぐ病院にかかって下さい。

アウトドアは楽しい反面、危険も隣り合わせです。皆さんも無理だけは絶対にしないように、これからもキャンプを楽しんで行きましょう!