こんにちは!たろです!(@taro_camp)
みなさん冬の防寒グッズは何を使用されていますか?
私はとても冷え性なので、例年使い捨てカイロが手放せなかったのですが
「毎日ゴミが出てエコじゃない…」
「あんまり温かくない…」
「すぐ冷たくなっちゃう…」
と、なかなか満足出来る防寒対策では無かったんですよね。
普段の生活でそんな感じなのに、キャンプなんて行ったら全く歯が立たないのでは…。
はじめての冬キャンプを前に怖気付く私。
そんなある日、SNSで見かけたとあるキャンパーの方が「ZIPPOのオイルカイロ」を使っているのを紹介されていて
「へー!こんなのあるんだ!」
と、すぐに興味を持ち、お得意のネットを徘徊する日々が始まったのです。
ハクキンカイロとは?
「ハクキンカイロ」はその名も「ハクキンカイロ株式会社」さんが作っている日本製のオイルカイロです。
先程出てきた「ZIPPO」はアメリカのブランドです。ライターで有名ですよね!
見た目はこんな感じ!ZIPPOのロゴが格好いい!
でも見て下さい!ハクキンカイロも負けてませんよ!
じゃじゃ~ん!!格好よくないですか〜〜!?☺️
ピーコックって書いてあるので、この模様は孔雀なんですね!
ただの空気口かと思ったw
いや〜ピッカピカボディが素敵ですよねぇ!
ハクキンカイロは、「ベンジン」という溶剤の気化ガスが、プラチナと接触して発熱する原理を利用しています。
直接ベンジンに火をつけているわけでは無いので、ちゃんとした使用方法で使えば燃えるような危険性はありませんよ!
そして気化したベンジンがプラチナの接触作用により「炭酸ガスと水」に分解されるのですが、その時に発生する酸化熱を応用して暖かさを保っている、という仕組みです。
使い捨てカイロの13倍暖かい
ハクキンカイロは見た目の格好良さだけではありません。
何と使い捨てカイロの13倍も発熱量が高いのです!
実際買って使用してみましたが、専用ケースに入れないと熱過ぎて素手では持てないほど。
使い捨てカイロは触っている部分だけが暖まる程度ですが、ハクキンカイロをインナーポケットに入れておくと、服の中の空気全体が暖まっていく感じが味わえます。
それぐらい使い捨てカイロとは比べ物にならないくらい暖かいです。
その暖かさが24時間も持続するんですよ?
使い捨てカイロにはもう戻れない…😇
ハクキンカイロの種類
ハクキンカイロにはいくつか種類があります。
私が今回買ったのはスタンダードタイプです。
他には大きめのジャイアント。
- サイズ:70×110×20(mm)
- 付属品:スタンダードと同じ
- 保温時間:専用カップ1杯で約7.5時間、最大30時間保温
こちらは輸出専用カイロをネットでのみ販売しているみたいですね!
そしてもうひとつはミニサイズ。
- サイズ:58×87×13.5(mm)
- 付属品:スタンダードと同じ
- 保温時間:カップ1杯半で18時間保温
コンパクトサイズで持ちやすくなっています。
その他に純金メッキ仕様の高級バージョンなども公式サイトにありました。
興味がある方は是非見てみて下さい!
ハクキンカイロ|今も新しい、ハクキンカイロ|カイロ 懐炉 スキー スノーボード アウトドア|hakukin 白金
燃料の「ベンジン」について
ハクキンカイロの燃料であるベンジンは、石油を精製して作られた無色透明で揮発性の高い液体です。
ベンジンは染み抜きなどにも用いられるそうですが、私はハクキンカイロ専用のベンジンを使っています。
画像:CAMP HACK
専用のものでも結構種類がありますね!
色んなレビューを見ていると「ホワイトガソリン」や「ZIPPOオイル」を燃料として使用している方もいました。
一応ハクキンカイロはベンジンを使用するように作られた物なので、やはり専用のベンジンを使った方が安心だとは思います。
他の燃料を使用する際は自己責任で十分気をつけた上でご使用下さい!
スタンダードサイズを選んだ理由
私も実際サイズ選びで結構迷いました。
色んなサイトでレビューなどを見比べて、どれが1番自分に合うか吟味しました。
そこで、これから私がスタンダードサイズに決めた理由を書いていきたいと思いますので、同じようにサイズ選びで迷っている方は参考にしてみてください。
保温時間
まずは何と言っても保温時間です。
折角オイルカイロを買うんですから、使い捨てカイロより保温時間が長くなければ意味がありません。
ミニサイズの18時間でも十分かなとも思いましたが、キャンプに行く時に持っていくなら、1回の燃料補給で保温時間が長い方が助かるなぁと思い、スタンダードかジャイアントに絞りました。
それにスタンダードなら、専用カップ1杯で約12時間、2杯で約24時間と使い分けも出来るので、日常生活でも使いやすいかなと!
因みにキャンプをする際、ジャイアントを湯たんぽ代わりに使う方もいるそうなので、そのような使い方も考えているならジャイアントもおすすめだと思います!
燃費の良さ
ハクキンカイロは先程もお話したように、専用の「ベンジン」という溶剤を燃料に使います。
スタンダードはカップ2杯(25ml)で24時間、ジャイアントはカップ4杯(50ml)で30時間保温効果が持続するとの事なので、燃費の良さはスタンダードサイズに軍杯が上がりますね!
ただ、その分ジャイアントはスタンダードに比べて発熱量が多く、より温かくなるみたいです。
私はキャンプなどの屋外使用だけでなく、普段の使い捨てカイロの代わりとしても使いたかったのでスタンダードサイズを選びましたが、屋外や寒冷地での使用がメインならジャイアントも良さそうですね!
消耗品の値段
ハクキンカイロは基本的には半永久に使えますが、「火口」と呼ばれる部分は消耗品になっています。
ここが劣化してくると保温時間が短くなったり、暖かくならなかったりしてきます。
公式では年1回の交換を推奨していますが、使用頻度によって消耗の度合いも異なると思うので、あくまで目安にして下さい。
で、この火口なんですが、ミニとスタンダードは同じサイズの物が使えるのですが、ジャイアントだけは専用の物でないと使えません。
そしてジャイアントの火口は公式サイトでしか購入する事が出来ません。
Amazonや楽天市場には売ってないのです。(2020年2月18日現在)
その分やはり値段も高いのが私にはネックとなりました。
日常生活でも使うなら、やっぱり総合的にコスパがいい方が気楽に使えるよな〜と考えた結果、私はスタンダードサイズを購入する事に決めました。
実際スタンダードを買ってみての感想ですが、私にはピッタリの大きさでしたし、しっかり24時間暖かさが持続してくれているので大満足です☺️
使用方法
蓋と火口を取り外す
まず蓋を開けます。蓋は上に引っ張ると簡単に外れます。
蓋を開けると綿の付いている部分が出てきます。これが「火口」です。
火口も上に引っ張ると外れます。
中にも綿が詰められています。
ここにベンジンを染み込ませていきます。
ベンジンを注ぐ
専用の計量器をセットして、目盛線までベンジンを注いでいきます。
こぼれないように気をつけて下さいね!
線まで注ぎ終わったら、計量器を90°ひねります。
そうすると計量器の蓋が開き、ベンジンがどんどん中に流れていきます。
スタンダードの場合これで12時間、同じ作業を2回行って24時間保温効果があるので、必要な時間でベンジンの量を調節してください。
余分なベンジンを排出する
ベンジンが注ぎ終わったら、1度本体を逆さまにして軽く押します。
そうする事で内部の綿に吸収しきれなかった分のベンジンが出てきます。
この作業は安全に使用するためにも必ず行って下さいね!
火で炙る
注ぎ終わったら火口を取り付け、ライターなどで3〜5秒ほど炙ります。
画像:CAMP HACK
蓋をして専用ケースに入れる
あとは蓋をして専用のケースに入れれば準備はOKです!
間もなくしてじわじわと暖かくなってきますよ☺️
大体5分〜10分程度で暖かくなり始めるので、寒い日の朝は出勤前に用意して、通勤中はもうポカポカです。
バイク通勤なのでこの暖かさが本当に助かるんですよね〜☺️
使用上の注意
低温火傷に注意
ハクキンカイロはとても熱くなります。必ずケースに入れて使用して下さい。
ケースに入れていても「熱い」と感じたらすぐに身体から離してくださいね。
ベンジンは火気厳禁
ハクキンカイロが暖かくなる仕組みはベンジンを直接燃やすものでは無いにせよ、ベンジン自体は可燃性の溶剤です。
ベンジンを注ぐ時には近くに火気が無いか十分確認した上で行うようにしましょう。
飛行機には持ち込めない
引火性物質のベンジンが入っている為、危険物として扱われてしまいます。
手荷物としての持ち込みはもちろん、預け入れも出来ませんので注意が必要です。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ハクキンカイロの魅力、上手く伝えられたでしょうか…。
日常生活での使用は勿論、キャンプなどのアウトドアでも1つ持っていれば冬の寒さをかなり和らげてくれると思います!
実際私は自身の「2019年ベストバイ」に入賞いたしました!(笑)
これ、本当に買って良かったって、もう3ヶ月以上経ってるけど毎日実感しています。
あとはもう何といっても見た目ですよ。
あのピカピカボディ…何と言いますか、中二心をくすぐってくるんですよね!(笑)
使い捨てカイロの暖かさでは物足りないな、という方には是非ともおススメしたい商品です!
私と一緒にハクキンカイロの魅力に取りつかれてみませんか(^^♪